もし【フィカス ウンベラータ】と話ができるのなら、私は真っ先にすみませんでしたと謝罪したい。
ま、実際話ができるなら、他にも謝罪したい植物は色々あるのだが。。
とにかく、ウンベラータには申し訳ないことをした。
特定の方向からのみの日差しに注意!
妻と結婚する前、妻が一人暮らしの時から育てていたウンベラータ。
結婚し、初めに一緒に住んだマンションでは、私は全く植物に興味なく、ウンベラータを見ても、緑があっていいねくらいしか思わなかった。
やがて子供が誕生し、妻も植物の世話どころではなくなり、私にはますます空気のような存在になっていったウンベラータ。
二人目の子供が生まれ、新しい新築戸建てに引っ越す際は、葉が1枚だけとなっていた。。
もう破棄しようかという話にもなったが、とりあえず持って行こうということで、ウンベラータは命からがら新居に生還となった。
新居では、階段横にある東側縦すべり出し窓の前に置いたが、これが悲劇の始まりだった。
奇跡的にどんどん新芽が出て成長を続けるウンベラータだったが、東の光を求め新芽を展開したおかげで、途中から曲がったような姿になってしまった。
まださほど植物への興味がなかった私は、「おおっ!成長してる、すごい、葉もどんどん大きくなるね!」と成長ばかりにうかれ、樹形への意識は皆無だった。
そして、ある日思ったのだった、「曲がりすぎだな」と。
その頃には、随分植物にもハマっており、樹形への意識も高くなっていた。
それゆえに、ウンベラータの樹形がとても嫌に思えたのだ。
ほんと勝手な話だ。
そんな思いでいると、段々愛着も薄れていき、どんどん気持ちが離れていく感じがした。
そしてある日、ウンベラータはハダニの餌食になった。
もう全ての葉にあの不快な白い糸が張られ、新芽にまでその害は及んだ。
みるみる葉は変色していき、なんだか自ら別れを告げようとしているような感じさえした。
残す手段は、取り木しリセット
「このままでいいのか?」「これで捨てるのか?」そう考えた時、沸々とウンベラータに対する申し訳ない気持ち、そして、なんとしてでも助けてやるんだという熱い想いが沸き上がってきた。
かくして、ウンベラータを救うべく、私は取り木について詳しく記載された[趣味の園芸]バックナンバー2018年9月号をメルカリで購入したのだった。
植物のある暮らしをテーマにPost。
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