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Elliott Alice Boots Poster

更新日:2月16日

新居に引っ越した際、自分の部屋に大型のポスターを飾ろうと考えた。

色々探した結果、オークションで偶然好みのポスターを見つけたが、価格も高く、少し悩んでいた。

すぐに入札は入らないだろうと思っていたが、案外あっさり入札されてしまい、どうしようと考えている間に、落札されてしまった。

購入の決断に至っていない状況で、入札のボタンは押せないものである。


残念ではあるが仕方ないと一旦諦めたが、困ったことにどうしても欲しいという思いが膨らんでいった。

そこで、毎日オークションをチェックをし、オークション以外でも取り扱っているショップがないか探し続けた。


ポスターは、1960年代のビンテージものだ。

[Elliott Alice Boots Poster]



どうやら、当時発売されていた女性用ブーツ、エリオット社?販売の[アリスブーツ]の宣伝ポスターらしい。

情報が少ないため、確かではないが、どうやらそんな感じだ。

そして、これがなぜか、アール・ヌーヴォーの鬼才【オーブリー・ビアズリー】の作品をコラージュで使用しておりかなりカッコいい。

ブーツを履いた素敵な女の子のイラストは、別の現代画家のイラストであると思われるが、なんとも贅沢なポスターで、構成も素晴らしい。

ビアズリーは、ミュシャと並び大好きな画家で、2016年、地元滋賀県立美術館に来た際は、妻と一緒に見に行った。

そんな大好きなビアズリーの作品を、こんな形で表現するなんて最高としか言いようがない。


そいう簡単には出会えそうにないし、現になかなか見つからなかった。

もう誰かが出品するのを待つしかないと半ば諦めかけていた時、奇跡は起きた。

海外のポスター専門店で見つけたのだ。


ポスターの左下のクレジットから推測するに、当時のものではなく、その後復刻で印刷されたものの可能性が高い。

特にオリジナルにこだわりはなく、美しい印刷であればなんでもいい。

しかし、同じクレジットが入ったこのポスターの画像と記事をネットで見つけたが、海外でのビアズリー展の最終部屋に飾られているような内容の記事だった。

そうなると、この復刻版でも価値があるのかもしれない。


知らないしかも海外のショップだし、ポスターの値段も送料を合わせると6万円近くはする。

悩みに悩んだが、これを逃すともう出会えないかもしれないという思いが強くなり、ついに購入を決断した。


そして、数週間後、ポスターは海を越え我が家にやってきたのだ。

とても丁寧な梱包で、ポスター自体は多少のシワはあったものの、状態は非常に良かった。


ただ、横幅1mを超える大型のポスターなので、フレームも高額。

総額すると10万円近い買い物となったが、とても気に入っているので、この先もずっと大事に飾り続けたい。



それと、ポスターを買って以降、定期的に海外から案内のフライヤーが届くのだが、これがまた凄くカッコいい。

届いたものは全部残し、飾っている。

いつまでも送り続けて欲しいものだ。











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RESISTANCE DESIGN(レジスタンス・デザイン)

レジスタンス・デザインは、滋賀県大津市にて、ホームページ制作をメインにお仕事をさせていただいております。

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代表/横山 昌史(Masashi Yokoyama)

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