地獄の1丁目で、悪魔のような徒長を繰り広げた【サンスベリア ケニア】。
見るに堪えなくなり、触覚の様に長い葉を4枚カットしたまでは良かったが、凡ミスで一番新しい葉までもへし折ってしまい、非常に残念な姿へと変貌してしまったのは秋口の話。
その後、運良く脇から新芽が出てきたのでホッとしたが、それ以降、この新芽が全く成長しない。
小さすぎて、正直よく見えないが、今すぐ枯れるということはなさそうだ。
新たに子株確認
どうしたものかと少し悩んでいたところ、なんと、全然予想だにしていなかった箇所から、新たな芽が出ているではないか!
こちらは一目見てわかるような立派な子株。
しっかり成長しているようだ。
剪定ができない
見ていただくと分かるように、ケニアに関しては、葉が伸びすぎたからカットというようなお気楽なことができない。
これは、アガベも一緒だが、下葉ではなく、上の方の葉が傷ついたり、伸びすぎてしまった場合、その葉を容易に取ると、全体のバランスが悪くなってしまう。
また、下葉の場合は、カットしなくても、上手く外せる場合があるが、上の葉はそうはいかない。
基本ハサミなどで切るしかないのだ。
そうなると、切り口が目立ってしまい、非常に不細工だ。
また、明らかにそこの葉だけなくなっているのがすぐ分かる。
育成環境に気を付ける
このような植物の場合は、日頃から管理に気を付けなくてはいけない。
一回伸びると、その葉はもう縮むことはないので、美しい形を維持するには、とにかく徒長しないように気を付けるしかない。
今回の場合は、完全に日照不足だ。
これに尽きる。
すぐ高さが出てしまうので、育成ライトを使った室内での育成は正直厳しい。
そうなると、基本は外管理だ。
強い光を好む植物ではあるので、春あたりから秋までは外に出すのがベストだと言える。
購入当初は、まだ植物のことを良く知らない時期だったので、あまり陽の当たらないところに置いてしまっていたように思う。
基本、よほど真っ暗でなければ植物は育つ。
しかし、光が少ないと、できるだけ光を浴びようと無理に伸びたり、少しでも光のある方へある方へと、偏った成長をしてしまう。
真上から、成長するのに適した光を当てている環境がもちろんベストだが、なかなかそれは難しい。
小型の植物は、育成ライトで何とかなるが、中型や大型の植物はそうもいかないので、室内で育てる場合は、できるだけ光を確保できるところに置いてあげるのが良い。
ただ、普通の家では、基本室内で全方向から光が当たるという状況を作るのは難しいので、完璧な育成は難しのかもしれない。
サンルームなどがあれば別だが。
植物のある暮らしをテーマにPost。
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