例えば、昨今人気で高額の斑入りネームド【アガベ チタノタ スナグルトゥース】は、子株から既に斑が入っているので分かりやすい。
しかし、成長の過程で急に斑が入るものは予測不能だ。
私の場合、この急に斑が入るという経験を2回している。
1つは、先日記事で書いたこの痛々しい【アガベ チタノタ 白鯨(購入時の名称)】。
そしてもう一つがこれ、【アガベ チタノタ ホワイトファイヤー(購入時の名称)】。
実際、どちらも購入時は、全く斑など入っていなかった。
ただ、白鯨に関しては、以前のブログでも記載したように、【アガベ チタノタ ナンバーワン錦】である可能性が高い。
なぜなら、ナンバーワン錦は、元から斑が入っているのだが、かなり薄めに入っていることがあり、気付かないことも多いそうだ。
ただ、ホワイトファイヤーの場合は違う、明らかに育成の過程で急に現れたのだ。
これは、実際非常に困る。
斑入りを求めていない私のような人間は、斑が出るとは夢にも思っていないからだ。
斑が入る原因
では、なぜこのようなことが起こるのか。
それは、やはり謎としか言いようがない。
と言うよりも、その株の素性が全くわからない故の謎と言った方が良いかもしれない。
組織培養されたメリクロン株で、遺伝子変異が起きたものかもしれない。
また、どこかの斑入りと交配で作られたものかもしれない。
どちらにせよ、子株の時はノーマル、ある程度育った時に斑が入る[途中班]なる品種からの血を受け継ぐものだとしたら、その素性を知らない者にとっては、どうしようもないのだ。
仮に、この途中斑を販売主が知っていたとしたら、これは少し腹立たしい話である。
せめて、注釈に「斑が出ることがあります。」と書いて欲しいのが正直な気持ちだ。
しかし、海外のナーセリーのみ把握しており、輸入した販売主が気付いていないと言うことも考えられる。
そうなると、もはや防ぎようがない。
対策できること
そこで結論として言えること、それは、例えばメルカリやオークションで購入する場合、大量にアガベを販売している輸入業者から買うのではなく、個人で趣味で育てている人から購入するべきだということだ。
販売主の販売商品一覧を見ればすぐにその判別はつく。
同じく、商品の詳細箇所に「輸入株(もしくはベアルート株)」と書いているものは気を付けなくてはいけない。
大体、大量に販売している販売主の商品説明には、「輸入株」や「ベアルート株」と書いていることが多い。
また、個人からの購入でも、より確実な判断として、親株を載せている場合は更に信頼できる。
その親株の写真が、販売商品である子株がまだ外されていない時の写真なら尚良しだ。
私の場合、白鯨(恐らくナンバーワン錦)もホワイトファイヤーもベアルート株だった。
そもそも、このホワイトファイヤーの名称もほんとにそうなのか確証はなく、全く別の品種の可能性もある。
、、、ここまで色々冷静に書いてはいるが、正直総合すると、「コンチクショー!」である。
ただ、、、ただ、である、可能性は限りなく低いと思われるが、私の購入した株だけに、育成環境やその他の何かが影響し、急に斑が入り出したということも、100%ないとは言い切れない。
結局のところ、やはり謎なのである。
私も今後は、十分気を付け購入したいと思う。
植物のある暮らしをテーマにPost。
★続きの関連記事はこちら
★以前の関連記事はこちら
大好きな地元滋賀の植物店[GREEN LOFT (グリーン・ロフト)]を広めるべく勝手に全力でファンページを作成しました。
写真など色々情報を載せているので、是非ご覧ください。
---
RESISTANCE DESIGN(レジスタンス・デザイン)
レジスタンス・デザインは、滋賀県大津市にて、ホームページ制作をメインにお仕事をさせていただいております。
ウェブに関すること、植物に関すること、何かこいつと面白いことできるかもしれないと思われた方は、お気軽にメールフォームにてお問い合わせください。
代表/横山 昌史(Masashi Yokoyama)
コメント