油断をすると植物は枯れる。
調子が良いと思っていても、次の日どうなるかわからない。
毎日観察しているつもりでも、少しの変化に気付かず、おかしいと思った頃にはもう手遅れ。
その度ショックを受け落ち込むことは、ボタニカルライフではよくあることだ。
今回のソフォラも、順調に育っているものだと思い込んでいた。
実際、新しい葉がいくつも生え、いつも通りの姿だった。
しかし、つい先日よく観察してみると、いくつかの葉が折りたたまれたようになっているのに気付いた。
葉の寿命では?と思ったが、そこから一気に多くの葉の折りたたみが加速、少し振っただけで、どんどん葉が落ちていき、ついに枝だけになったのだ。。
土と水の問題
恐らくだが、水が足りなかったのかもしれない。
購入後の植え替えから、一貫して通常の観葉植物の土([プロトリーフ 観葉植物の土])を使用していた(※表面のみ見栄えが良い[プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土])。
問題なく成長していたからだ。
しかし、この土、しばらく植え替えもしておらず古くなっていたせいか、水の吸収率が非常に悪くなっていた。
そのせいで、水やりの際、下から排出するスピードが遅すぎて、表面に水がたまり、毎回溢れ出そうになるのがストレスだった。
つまり、たまった水が土に浸透するまで待たなくてはならず、スムーズな水やりができない状況だったのだ。
本来なら、もう少し水を与えなくてはならないところを、待つのが面倒で、そこで終わっていることが多かったので、実質水が足りていなかった可能性がある。
また、冬場は水を控えるのだが、ここ最近春に近づきつつあり、暖かい日もあったため、単純に水が足りていなかった可能性もある。
根はしっかりしている
見た感じ、根腐れなどはなく良い状態なので、ここからの復活も十分ありうる。
気温もどんどん上がっていく良い季節なので、願わくば、また新しい葉を出し欲しい。
ここでどのような対処をすれば良いかわからないが、とりあえず活力剤の[リキダス]を入れてみた。
土は、水はけのよいお馴染みの培養土[プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土]に変更し、再起を目指す。
葉がなくなっても見応えがある
葉が全てなくなったが、思ったよりも絵になる。
散ってもなおメルヘン感を醸し出すソフォラ。
嫌いじゃないぞ。
もしダメだった場合、この枝のまま飾るのもひとつか。。
※追記(2024年4月20日)
結局、数か所葉は出てきたものの、枝が明らかに死んでいる箇所が多く、無念ではあるが、以前のように葉を付けることは限りなく少ないという結論に至り、破棄となった。
水やり管理表を作成していても、水切れを起こす結果となってしまったことが悔やまれる。
私の考えとしては、極論、根腐れにビビりやり過ぎないよりかは、水切れにビビりやり過ぎた方がまだマシという事だ。
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