4月に入り、ようやく日中の気温も暖かくなってきた。
晴れた日は、気持ちが良いので、すぐ植物を外に出したくなってくる。
あたたかな陽射し、心地のよい風、気持ちよさそうな植物達。
平和だな、、、なんて呑気なことを言っていると地獄をみる。
【アガベ】や【サンスベリア】、【ザミア】などは、真夏の直射日光でも多少の葉焼けで済む場合がある。
しかし、【パキラ】や【ウンベラータ】など、特に葉が薄い種類のものは、油断すると相当な葉焼けを起こし、葉もダメになる。
真夏に水をやり、葉にもたっぷり水をかけた後は、すぐに日陰に移動させないと、あっと言う間に恐ろしい葉焼けを起こす。
数分でも命取りだ。
今回、4月の気持ち良い気候に惑わされ、ついつい日中私も植物を外に出してしまった。
色んな失敗を経ても、少しの油断がまた新たな失敗へと繋がる。
学んでいるつもりだが、気のゆるみで「しまった!」となってしまうのだ。
マランタレウコネウラの悲劇
強い陽射しが苦手で、どちらかというと日陰を好むこの植物。
気持ち良い風を当てようと外に出したまではよかったが、外に出しているのを忘れ、日陰だったところにいつの間にか強い陽射しが降り注いでいた。
急いで屋内に移動させてが、盛大に葉焼けを起こし、瀕死の重傷。
いくつかの葉はダメになった。
時間によって陽が当たる場所は変わるので、このような植物は、外に出すなら余程気を付けなくてはいけない。
特に、葉水をかけて葉が濡れていた場合は、目も当てられない姿となる。
ここ最近成長に難があり、上手く美しい葉を展開できていない状況だったマランタ。
そこに強烈な葉焼け、ほんとにすまない。
リプサリスの悲劇
葉焼けのイメージがなかったが、、、しっかり葉焼けした。
こちらも、基本は明るい日陰で育てるのだが、天気も良く気持ちよかったので、半日外に出してみた。
結果、これだ。
焼けた葉はパラパラと落ち、美しいグリーンも所々茶色に。
リプサリスは、葉が垂れ下がるほどその存在感が増すが、結構伸びない。
それ故、せっかく良い感じで伸びていたのに残念過ぎる。
ごめんなさい。
結論、基本室内で育成している観葉植物は、むやみに外に出さないことだ。
冬はもちろんだが、春や初夏の時期も注意が必要。
出すなら遮光必須、風を当てたいなら日陰。
夏は、遮光された場所や日陰でなくては、死に直結する。
気持ちの良い陽射しを見ると、やはり日光に当ててやりたいと思う。
しかし、それは危険だ。
強い光を必要とする植物以外は、直射日光に十分気を付けるべきである。
植物のある暮らしをテーマにPost。
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