ここ1年半ほど、私はザミアという植物に向き合ってきた。
各地で不様に徒長する姿をいくつも目にし、何度も震えあがった。
パラパラと葉を付け、狂ったように伸び続けるその姿は、まさにこの世の終わりを暗示するかのような不気味さだった。
もちろん、私のザミアも盛大に徒長し、地獄を見た。
そして、私は誓ったのだ、必ずこのザミアを攻略してみせると。
昨年の春先に、我が家に来てから初めて芽吹いた5つの新芽は、どれも激しい徒長を繰り広げ、目も当てられないほど酷い有様だった。
結局、目の前の惨劇に耐えられず、全ての新芽をカットするという結果に終わったのは、非常に心苦しい幕引きであった。
しかし、再び夏頃に新芽を確認、歓喜に沸くこととなる。
今度こそはと、育成ライトを当てたり、灼熱の屋外に出したり、試行錯誤を繰り返したが、、、残念ながら本来の美しい形にはほど遠く、やはり結果を残すことができなかった。。
そして、冬を終え、2024年4月、いよいよ今年もその時がやってきたのであった。
今年は違う予感
もはや最善の策は、屋外管理しかないという結論に至り、新芽を確認した4月以降、ずっと屋外で管理してきた。
風が吹こうと、雨が降ろうと、ずっと外である。
とにかく外に出し続けた。
4月はまだ太陽も高くなく、日中陽当たりが良い場所を探してザミアを移動する日々だった。
しかし、5月中旬頃から、陽が当たる時間も長くなり、移動しなくてすむようになった。
とにかく屋外環境を重視したのだ。
その結果、今年はようやく理想に近い姿を今のところキープしている。
葉と葉の間は伸びが少なく、折り重なっているような姿。
また、完全に横に開かず、V字型に葉の展開を抑えている。
これこそがザミアだ。
昨年展開した古い葉をカット
見た目もいまひとつな上に、新しい葉の成長を少し邪魔しているので、思い切ってカットしてみた。
スッキリして、見た目も断然カッコ良くなった。
まだまだ何が起こるかわからないが、できればこのままを維持してほしいものだ。
今年はやってくれるに違いない。
[まとめ]ザミアを徒長させないためにすること
やることはひとつ、「春先から寒くなるまで、陽当たりの良い場所で、徹底して外管理する。」。
これしかない。
屋内で、のどかに鑑賞しながら育てる植物ではないのだ。
植物のある暮らしをテーマにPost。
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